構築経緯
自分がs20で使用していたハピナス+ヌオーの並びを基に、「受けてから攻める」または「攻めてから受ける」という受け攻めスイッチの動きができる構築を目指した。
個体紹介
ハピナス@食べ残し
性格:図太い
特性:天の恵み
実数値:352(172)-×-68(252)-95-155-86(84)
技構成:卵産み 身代わり 瞑想 トライアタック
調整意図:麻痺した準速エスバ抜き、残飯回復効率最大
基本的な役割は特殊受けだが、詰ませの役割も持つ。身代わり+瞑想を採用することで瞑想クレセリアなどの特殊積みポケモンに負けず、ポリドヒドなどの耐久よりの並びを単体で相手しつつ起点にすることができた。トライアタックはサンダーに触らず殴れる点や交代際に40%の負荷をかけていける点、ダイアタックになる点が偉く、幾度となく相手の甘えた交代を咎めた。身代わり+瞑想はラッキーでも実現可能だが、最低限のcがあるハピナスで採用することで強く使うことができる。間違いなくこの構築で1番選出したポケモンであった。
ヌオー@アッキの実
性格:呑気
特性:天然
実数値:201(244)-105-150(252)-85-85-51(12)
技構成:自己再生 毒毒 地震 熱湯
調整意図:無振りブリザポス抜き
数値が圧倒的に足りない物理受け。アッキの実は対面から受けることができるポケモンの範囲を広げることができる。基本的に相手の高火力ダイマックスを後投げから受け切ることはできないので相手のダイマックスを枯らし裏のアタッカーを通す動きや、アタッカーを通してからヌオーで受け切る受け攻めスイッチの立ち回りをすることが多かった。熱湯は上振れを狙える技。地震はヒードランやジバコイルへの打点にもなり、ダイアースでDを上げることでアッキのB上昇と併せて要塞化することもできる。毒毒の枠は欠伸と変えながら使っていたがポリゴン2絡みのサイクルを崩せる毒毒に落ち着いた。
アッキヌオーについてはこちらで詳しく説明してるのでよければどうぞ
エースバーン@命の珠
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール 飛び膝蹴り 飛び跳ねる 思念の頭突き
調整意図:A特化、DL調整
破壊神。主な役割はきつい並びであるカバナットサンダーウツロやドサイナットなどに無理やり穴を開けること。受けループはこいつとハピナスで勝てるのでほぼ負けることはなかった。また、このポケモンを受けるのに集中した選出をすると裏のハピヌオーを崩すことが困難になるので、構築との相性もよかった。
サンダー@オボン
性格:図太い
特性:静電気
実数値:195(236)-×-144(204)-146(4)-111(4)-128(60)
技構成:羽休め 身代わり 暴風 ボルトチェンジ
調整意図:パクリなので曖昧だが、たしか+1でアーゴヨン抜き
レヒレとウーラオスに圧をかけることができ、テッカグヤに勝てるポケモンとして採用したが全く選出できず他のポケモンを試しまくった。が、なぜか勝てなくなったので戻した。このポケモンは役割が薄いように見えて実は選出画面で相手に圧をかけており、エスバと並べることで相手の選出を窮屈にすることかできる。また、サンダーに強いポケモン(ポリゴン2やヤドキング、ドサイドンなど)が軒並みハピヌオーに弱いのでこの構築と奇跡的に噛み合っていた。
ちなみに上記のことに気づいたのは剣盾最終盤であり、最近まではサンダーを問題児扱いしていた。ごめん。
カプレヒレ@拘り眼鏡
性格:控えめ
特性:ミストフィールド
実数値: 163(140)-×-136(4)-146(140)-151(4)-133(220)
技構成:ムーンフォース 波乗り 冷凍ビーム トリック
調整意図:陽気鉢巻ウーラオスのインファイト2耐え、準速マンムー抜き
最強。カバルドン、ウーラオス、カイリュー、ドラパルトなどに圧をかけながら高火力で崩しが狙える。初手置き性能が高く、初手に投げることで特性の発動順で相手の初手ランドロスとの素早さ関係を確かめ型を判別したり、フィールドを貼ることでドヒドイデなどに対して安全にハピナスを投げることができるなど立ち回りの幅が広がる。トリックはゴチルゼルやランクルスなどの鈍足積みポケモンを機能停止にすることができるため重宝した。冷凍ビームの枠は挑発と迷うが、初手のランドロスを考慮してずっと変えなかった。サンダーに対してもムーンフォースよりもダメージが少し伸びるので相手視点見えにくい処理ルートをとることもできた。
性格:陽気
特性:マルチスケイル
実数値:197(244)-154-119(28)-×-120-143(236)
技構成:羽休め 龍の舞 炎のパンチ ダブルウイング
調整意図:+1でドラパルト抜き、DLでCが上がらないところまでb
ハピヌオーで相手することが難しいゴリランダーやウオノラゴン、カミツルギに強く、エースバーンやウーラオスの相手もできるハピヌオーの補完的な役割を持てるポケモンとして採用。このポケモンは受けとして使っても強いうえに、龍の舞で崩しの役割も持てるので、万能ポケモンという印象が強かった。攻めに転じることができる龍の舞と受けサイクルへの加入を可能にする羽休めは確定で、ダブルウイングは一致ジェット媒体、炎のパンチはナットカグヤツルギへの打点として重宝した。厚底ブーツはラグツルギに勝てるようになる魔法のアイテム。
選出
基本選出はないため多かった選出を記載。
ハピヌオーレヒレ
多分1番多くした選出。対応範囲が広い。
ハピヌオーカイリュー
ノラゴンやゴリラ、カミツルギなどがいるときは大体これ。エースバーンをヌオーで相手できるか怪しい時にもこの選出をした。ダイマックスを強く使える。
カバナット系はこれ。初手エースバーンを投げ、対面もしくは交代際にカバのアッキを剥がしてレヒレ引き。あとはエースバーンで制圧するだけ。
きついポケモン
こっち視点うざいし相手視点エスバとサンダーがやばい。誰も幸せになれないブサイクポケモン。
パッチルドン
フリーズドライがあるとヌオーが死ぬ。ダイアースで破壊可能...?
エースバーン
出し負けると特化珠で破壊される。選出段階で型を見極めるべし。
戦績
覚えてる、もしくは記録に残ってるもののみ。
緋翠杯2
緋翠杯3
バトルマスター決定戦予選 最終37位レート1744
1桁チャレの最終試合負けて全試合消化。本当に悔しかった。
ガラル甲子園 全勝 ベスト16
ガラルW杯 個人4-0 ベスト8
多分もうちょっと勝ってます。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました!数多くのチーム制大会にこの構築で参加しました。僕を誘ってくださった上に、「冠がいい!」という我儘を聞いてくださったチームメイトには頭が上がりません。剣盾終盤はかなり運が悪く思い通りの結果を出すことが困難になってきましたが、問題点ばかりの自分と仲良くしてくださる皆様のおかげで剣盾を最後まで遊び切ることができました。いつも本当にありがとうございます!svでもポケモン頑張りますのでどうかよろしくお願いいたします!
以上!