並び↑
結果
TN:AlexiaMidgar 最終35位レート2202
TN:あおさん 最終日最高48位 最終213位レート2117
構築経緯
「チョッキサザンドラ+HBドヒドイデ」のサイクル性能に注目。
この2体の並びで不利を取るポケモンに強くなるように残りの4体を考え、構築を完成させた。
コンセプト
環境に多い構築系統に対して安定したサイクルを形成する
重めの構築には拘りトリックやピンポイントメタを絡めてある程度の勝率を保つ
個体紹介
サザンドラ@突撃チョッキ
特性:浮遊
性格:臆病
テラスタイプ:鋼
実数値:167-*-110-177(252)-111(4)-165(252)
技構成:龍星群 悪の波動 ラスターカノン 気合玉
構築の軸1。
撃ち分けできるサザンドラが強いと感じていたのと特殊ポケモンへの安定感を上げたかったので突撃チョッキで採用した。これにより、ドヒドイデが苦手とするサーフゴーやサザンドラに比較的安全に後投げすることができた。
気合玉はドドゲザンや悪巧みサザンドラなどに対して撃つことができる技。当たれば最高だが、当たらなくても圧力だけで相手にテラスタルを切らせることが多く、鋼タイプが消えたドドゲザンをドヒドイデで相手するなど柔軟な立ち回りをすることができた。
気合玉をケアした相手がしてきやすいフェアリーテラバーストをケアできる鋼テラスタルも強かった。
最終日はほとんどの試合で選出し、活躍してくれた最強の相棒。
ドヒドイデ@食べ残し
特性:再生力
性格:図太い
テラスタイプ:フェアリー
実数値:157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55
技構成:自己再生 トーチカ 毒毒 黒い霧
構築の軸2。
特殊に1回居座って型判別や黒い霧でのリセットを図る場面が多かったので、若干Dに振った。
サザンドラが苦手とする物理ドラゴンに対しての引き先になったり、ウルガモスに強い点が優秀だった。
「毒毒+黒い霧」が非常に強力で、神速地震カイリューをはじめとした積みポケモンや起点を作って全抜きを狙う構築に対してeasyを狙うことができた。
有利なポケモンにはとことん有利であり、不利なポケモンには何もできないポケモンであるため、不利なポケモンを如何にして取り巻きで攻略するかがこのポケモンの最大値を引き出す上で重要なことだと感じた。
ロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:図太い
実数値:157(252)-*-149(172)-126(4)-128(4)-116(76)
テラスタイプ:フェアリー
HB:セグレイブの鉢巻特化巨剣突撃最高乱数切り耐え
S:115(84)サーフゴー抜き
サザンドヒドの2体に一貫しているカイリューの飛行テラバーストに後投げすることができ、初手に出てきやすかったマスカーニャやセグレイブに強いポケモンとして採用。また、サーフゴーやドドゲザン、ジバコイルにも強めでサザンドヒドの穴を埋めてくれた。
イカサマが本当に強く、ドヒドイデだけでは安定しなかった「アンコール+飛行テラバースト」のカイリューには「鬼火+イカサマ」で勝つことができ、剣舞ガブリアスのようなポケモンに対してもフェアリーテラスタルで逆鱗の一貫を切りながらイカサマで処理することができた。
サザンドヒド@1で最も選出した最高の補完枠。
ミミッキュ@拘りスカーフ
特性:化けの皮
性格:陽気
テラスタイプ:ゴースト
実数値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)
技構成:シャドークロー 呪い 鬼火 トリック
型が多いカイリューやガブリアス、ドラパルト、その他受け辛いポケモンに対してトリックでスカーフを押し付け、ドヒドイデのトーチカを絡めて相手の行動を確認しながらサイクルを回す動きが強いと感じたので採用。
物理対面やトリックで技固定+裏に押す技として強く、「カバルドン+ドドゲザン」のような構築にも安定する技として鬼火は確定。
前期のじゃれつくを補助技にしたほうが強いという反省を生かして呪いを採用したことにより、立ち回りの幅が広がった。
ドヒドイデが何もできなくなる身代わり持ちなどに対して強く、オニゴーリなどの煩わしい系にも負けなくなった。
サザンドヒドヒトムに次いで選出率が高かった。
サーフゴー@拘り眼鏡
特性:黄金の体
性格:臆病
テラスタイプ:飛行
実数値:191(228)-72-115-165(92)-111-140(188)
技構成:ゴールドラッシュ シャドボール 自己再生 トリック
どこがで拾った調整が使いやすかったのでそのまま使用。
カイリューの鉢巻飛行テラバーストを2耐えするので、「後投げ→トリック→自己再生」で体力管理をしながらドヒドイデに引けばテラバーストが受かるようになる。
主にキノガッサ入りなどに選出し、受けに対しても自己再生で場持ちの良い拘りトリック枠として選出した。
ガブリアス@隠密マント
特性:鮫肌
性格:陽気
テラスタイプ:炎
実数値:183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)
技構成:逆鱗 地震 テラバースト 剣の舞
キラフロルやコノヨザル展開に見えた構築やキョジオーン絡みの構築に出せるポケモンとして採用。
隠密マント+剣の舞により奇襲性能が高く、多くのキョジオーン絡みの構築を唐突に破壊した。
鉄壁持ちには安定はしないが、大体のキョジオーンがボディプレスを持っていないため急所の機嫌次第では勝つことができる。
受けループにも「サーフゴー+ドヒドイデ」と選出し、1度も負けなかった。
この枠は最終日まで疑問を持っていたが、信じて使い続けてよかった。
要点
・テラスタル使用後も技を一貫させない
軸の「サザンドラ+ドヒドイデ」は相性補完に優れ一貫する技は限られているが、テラスタルを使用するとタイプが変わるという性質上、何かしらの技が一貫してしまうことがあった。
そこで、「サザンドラ+ドヒドイデ」の2体ではなく補完枠であるヒートロトムを含めた3体の基本選出で誰にテラスタルを使ってもメジャーな技が一貫しないようにした。
例えば、ドラゴン技の一貫を切るためにドヒドイデにフェアリーテラスタルを使うと、サーフゴーのゴールドラッシュやセグレイブの氷柱針などがサザンドラまで一貫してしまうが、ヒートロトムがそれらの技を半減にすることができるかつそのポケモンそのものに強いので不利展開にならない。
鉢巻カイリューの逆鱗の一貫を切るためにヒートロトムにフェアリーテラスタルを使うと飛行テラバーストが一貫してしまうので、逆鱗の一貫を切るためにはドヒドイデにテラスタルを使わなければならないなど考えて立ち回らなければならないことも多かったが、その分自分のプレイング次第で化ける3体であった。
・択を極力減らす
受け気味のサイクルという構築の性質上相手に崩すためのテラスタルを切らせることが比較的多く、スタンダードな構築よりテラス択が若干緩和された。
他にも「拘りトリック+トーチカ」や「ボルトチェンジ」による交代先に負荷をかけない立ち回りをすることでより安定したサイクルを形成することができた。
選出
基本選出というより多かった選出を紹介
サザンドヒドヒトム
この選出が1番多かった。テラスタルを含めて相性補完にも優れている。
サザンドヒド(ヒトム)ミミ()
トリックを絡めたサイクルを回すことができる。
ガブサフゴドヒド
対受け。本当に負けなかった。
最後に
1番好きなポケモンであるサザンドラと自身初の最終2桁を達成することができとても嬉しいです!
応援リプをくださった方、頑張る会の皆様、最後まで戦い続けたポケモン達、本当にありがとうございました!
シリーズ2も頑張るのでよろしくお願いします!