【SVs13】天頂カイリュードヒド【最終38位/レート2117】

並び↑

 

 

 

結果

TN:Zenith 最終38位レート2117

 

TN:Reverse Mode 最高210x 最終294位レート2008

 

TN:あおさん 最終274位レート2010

 

 

 

構築経緯

カイリュー+ドヒドイデ」の並びが相性補完に優れており

・「毒+高火力先制技」でのスイープ、崩しに対する切り返し性能

・アンコールによる身代わり積み耐性

・「毒+マルチスケイル」での耐久

などの多くのシナジーがあると考え、この2体から構築を組み始めた。

残りのポケモンを決める上で、軸の2匹で安定しないサーフゴーに隙を見せすぎないこと、ドヒドイデを見て初手に出てくる挑発や電磁波のブーストエナジーハバタクカミに対面有利なポケモンを複数体組み込むこと、鋼テラスカイリューの処理ルートを複数用意することが必要であると考えた。

 

上記を踏まえ3枠目に突撃チョッキランドロスを採用。

岩石封じとフェアリーテラバーストを両採用することで、s操作をしながらカイリューを処理することができる。

高火力の地面技持ちに対して「カイリュー+ドヒドイデ」の選出を強制されない点も評価。

 

次に対策必須である「キョジオーン+カイリュー+オーガポン」の並びや受けループなどに対して、ある程度の汎用性を保ちつつ崩しを狙うことができるポケモンを探した。

そこで過去に自分が使っていた「鉢巻悪ウーラオス+隠密サーフゴー」の並びを試したところ高い勝率を保つことができたので、この2体を4,5枠目に採用。

またこれらは「カイリュー+ドヒドイデ」と最低限の相性補完もあるため、強力な崩し枠でありながらサイクルパーツとしても選出することができる。

 

ここまでで、スタンパによく採用されている崩し枠である電気テラスパオジアンや挑発竈オーガポンなどに対して、初手からかなり厳しい展開を強いられることが多かったので、これらが入る構築であるガチグマなどが同居するBIG6に初手投げするポケモンとして、耐久にかなり努力値を割いた眼鏡イーユイを採用。

 

構築が完成した。

 

 

 

個体紹介

カイリュー@厚底ブーツ

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

テラスタイプ:ノーマル

実数値:197(244)-204(252)-116(4)-*-121(4)-101(4)

技構成:羽休め アンコール 地震 神速

 

普通のカイリュードヒドイデと組み合わせることでその性能を遺憾なく発揮する。

ドヒドイデが苦手とする身代わり持ちに「アンコール」を絡めて抗うことができるのが強力であり、特にオーガポンに対しては身代わりのターンにカイリューを投げ、剣の舞を制限する立ち回りが非常に刺さった。

受けが困難な赫月ガチグマには、ドヒドイデで毒を入れた後に羽休めで耐久することで処理することが可能で、マルチスケイルを貫通してくる瞑想をアンコールで咎めることができる。

地震は毒が効かない鋼や毒への打点となり、相手のディンルーやガチグマの毒テラスタル裏目になるため強力だった。また言わずもがな神速との補完も取れている。

単体としての性能が非常に高く使いやすいポケモンであった。

 

 

ドヒドイデ@食べ残し

特性:再生力

性格:図太い

テラスタイプ:フェアリー

実数値:157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55

技構成:自己再生 トーチカ 毒毒 黒い霧

HD…特化ガチグマのテラスブラッドムーン確定耐え

 

カイリューが苦手な氷やフェアリーの一貫を切りながら毒での削りができるポケモン

ドラゴン技の一貫を切るため、またウーラオスに対して選出したときに一撃の型にも対応するためにテラスタイプはフェアリー。

非常に数が多かった鋼テラススケイルショットカイリューに対しては毒を通すことができず、フェアリーテラスタルを使ってもアイアンヘッドで押し切られてしまうためただの起点になってしまうと思っていたが、「黒い霧」を連打することでスケイルショットと龍の舞によるs上昇を止めることができ、後述するイーユイやランドロス、ウーラオスでの処理が安定する。そのため今期はサイクル下でカイリューをいなしながら、数的有利を維持したり裏のポケモンを確認したりすることを強く意識した立ち回りをすることが多かった。

また「黒い霧」による積み耐性と「自己再生+トーチカ」による耐久性能は健在で、身代わり瞑想ハバタクカミや身代わりウーラオス、メテオビームテツノドクガなどに対してはTODが間に合うため、今期は「黒い霧」を絡めた詰め性能、TOD性能の高さを再認識したシーズンとなった。

このポケモンはサイクル下で余裕のある対面、引きが読める盤面での自身の圧力を生かした毒毒が非常に強力であると考えているため、即負けに繋がらない場面では積極的に毒を押していた。

 

 

イーユイ@拘り眼鏡

特性:災いの玉

性格:控えめ

テラスタイプ:ゴースト

実数値:159(228)-*-114(108)-191(148)-141(4)-123(20)

技構成:オーバーヒート 悪の波動 火炎放射 サイコキネシス

HB:特化パオジアンの珠電気テラバースト確定耐え

 陽気パオジアンの聖なる剣が18.75%

 陽気オーガポンの+1テラス蔦棍棒ステロ込み最高乱数切り耐え

 特化+1オーガポンの岩石封じ最高乱数切り耐え

 特化カイリュー地震最高乱数切り耐え

C:オーバーヒートでh振りチョッキガチグマ確定1発

HD:特化ハバタクカミのパワージェム確定耐え

 特化サーフゴーのテラスゴールドラッシュ2耐え

S:準速キノガッサ抜き

 

最強のラストピース。

基本的に初手に投げて荒らすことが多く、崩し特化のパオジアンやオーガポンと対面させることが多かった。

本構築に対して初手に出てくるポケモンは、挑発ハバタクカミ、珠オボンの電気テラスパオジアン、挑発オーガポンなどドヒドイデによる毒菱展開を止める、または起点にして一気に崩していくような型ばかりだったので合法的に突っ込むことができ、非常に安定して処理することができた。

零度パオジアンには襷で耐えられてしまうが、試行回数を減らすという意味では初手で襷まで削るのは有効な対抗手段であると考える。

 

 

ランドロス@突撃チョッキ

特性:威嚇

性格:意地っ張り

テラスタイプ:フェアリー

実数値:189(196)-198(116)-111(4)-*-117(132)-119(60)

技構成:地震 テラバースト 岩石封じ 蜻蛉返り

A:11n

HD:特化ハバタクカミの眼鏡シャドーボール2耐え

 特化赫月ガチグマの「ブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波」を96.6%耐え

S:-1最速オーガポン抜き

 

ドヒドイデと組み合わせることで相手のカイリューにかなり安定するため、鋼カイリューに対して威嚇を絡めて最低限のサイクルを回すのが強かった。

火力があるため少ない体力のポケモンを蜻蛉返りで縛れることが多く、カイリュー引きと居座りに両対応することができる。

カイリューやトドロクツキに対してフェアリーテラバーストによる奇襲が有効であり、岩石封じのs操作と組み合わせて立ち回りの幅が広がった。

また構築で唯一の地面枠であり、ボルトチェンジや電磁波の一貫を切ることができ強力だった。

 

 

サーフゴー@隠密マント

特性:黄金の体

性格:穏やか

テラスタイプ:飛行

実数値:193(244)-*-116(4)-154(4)-155(236)-107(20)

技構成:自己再生 サイコショック シャドーボール ゴールドラッシュ

 

後述する悪ウーラオスとあわせて受け系の構築に投げる。

技構成はメインウェポンのゴールドラッシュとシャドーボール、テツノドクガやハピナスに押すサイコショック、体力管理ができる自己再生。

このポケモン単体で受けループに勝つのは絶対に不可能だが、悪ウーラオスの高火力でヘイラッシャのフェアリーテラスタルを強要しながら削り、サーフゴーで居座ることでヘイラッシャに眠らせずにTODするルートを取ることで勝っており、一度も負けることがなかったので続投した。

シャドーボールサイコショックを見せた段階でゴールドラッシュを切られることが多く、最終ターンに眠るでTODを成立させにくるヘイラッシャを返り討ちにすることもあった。

キョジオーン構築に対してもこのポケモンを絡めて勝っており、ウーラオスでテラスタルを使わせたあとは基本的にこのポケモンが一貫するため2体の並びでかなり安定した。

テツノツツミにも強いが、この型だとスタンパに投げられるほどのパワーがないため、あまり投げられなかった(3敗)。

 

 

ウーラオス@拘り鉢巻

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

テラスタイプ:悪

実数値:175-200(252)-121(4)-*-80-149(252)

技構成:暗黒強打 インファイト 不意打ち 蜻蛉返り

 

超高火力ポケモン。構築全体のパワーを底上げしてくれる。

キョジオーン絡みにはほぼ確実に選出しており、TODを視野に入れながら暗黒強打の一貫を作る動きが非常に強力であった。

この型の強みは数的有利を強引に取ることができる点で、初手や後投げから有利対面を作れば基本相手の後投げを許さず数的有利を取ることができる。そのため、TODを濃い勝ち筋の一つとして持っている構築に組み込むと真価を発揮する型であると考えている。

「毒+拘り不意打ち」は強力であったが、s10よりケアされることが増え、以前よりは通らなくなってしまったと感じた。

 

 

 

構築の要点

・受け攻めサイクル構築()

毒を撒きながら相手を疲弊させ詰める受け→攻めの立ち回り、高火力や奇襲で1体落としてから受け回すことでTODを狙う攻め→受けの立ち回りなど自由度が高い。

 

 

・対策を跳ね返す

ドヒドイデを組み込んだ並びを誰で崩して来るのか、どのタイミングで投げて来るのかを考え、シーズンを通してそれらを跳ね返す手段を構築単位で増やし続けた。

 

 

 

重いポケモン

ステルスロック+電気テラバーストパオジアン+テツノツツミ

明確にきつかった並び。「ステルスロック+パオジアン」にはカイリューでの切り返しを狙うが、そこにテツノツツミが同居してるとかなり厳しい。

 

 

 

レギュレーションは変わりましたが、要望があったためレンタルパを公開しました。

 

 

 

最後に

約1年ぶりに最終2桁を取ることができて素直に嬉しいです。

潜る時間が十分にある且つ最終日最後まで潜れるシーズンは貴重だったので、チャンスを活かすことができてホッとしている反面、片ロム2100達成したタイミングで集中力が切れてフルパワーで潜ることができなくなってしまい少し悔しい思いもあるため、次またチャンスが回ってきたらもっと上を目指して潜り続けたいなと思います!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

何かあればX@Aosanxdまでどうぞ

 

 

 

【SVs10】覇道ドヒドランド【最終152位/レート2034,最高2070】

↑並び

 

納得のいく結果ではないですが、折角なので記事を書こうと思います。

 
 
結果

TN:Ha det bra 最終152位レート2034,最終日最高87位レート2070(朝7時時点)

 

TN:あおさん 最終276位レート2005

 

 

 

構築経緯

2000達成時に使用していた構築は別にあるが、今回は最後に使用していた構築のみ紹介。

 

前期最終盤に使い始めた

の並びをもう少し煮詰められると感じた。

 

前期満足していた「ランドロス+HBドヒドイデ+HDサーフゴー」の並びを軸に構築を組み直した。

スカーフランドロスのスイープ性能や初手起き性能は魅力的だったが、地震で拘るのが弱いこと、耐久が若干足りないためサイクル下での交代が難しく、ブーストエナジーカミなどにも対面処理されることが気になった。そこで、持ち物を突撃チョッキに変更したところ使用感が良かったのでランドロスに突撃チョッキを持たせて3体の並びを採用した。

 

4体目には崩しを行えるポケモンを求めた。

ドヒドイデ+ランドロス」では少し厳しい「カイリュー+サーフゴー」や「キョジオーン軸」のような構築を裏とあわせて汎用性を保ちながら崩すことができ、スタンパにも役割が持てる鉢巻一撃ウーラオスを採用。

テラス後のHBサーフゴー、ガチグマをワンパンすることができ、イーユイへの引きも許さない悪テラスタルで採用。

軸3体との相性補完にも優れるため、崩しとしての役割とサイクルパーツとしての役割を両立することができる。

 

ここまででディンルーに対しては悪ラオスで圧力をかけテラスを強要しながら蜻蛉返りで交代しつつ2サイクル目で崩すという手段を用いていた。しかし、サーフゴーで選出圧力をかけているとはいえ、「フェアリーテラス+挑発」のディンルーに対して後手に回りすぎていると感じた。そこで、コノヨザル展開や相手の崩しポケモンの役割停止を行いながらディンルーの相手もできる「呪い+痛み分けを両立したスカーフミミッキュ」を5体目に採用した。

 

最後に物理に偏っていることが気になったこと、サーフゴーやイーユイに見た目強いこと、ウーラオスの選出が厳しいときの崩し枠としての役割を持てることから眼鏡イーユイを採用。

 

ミミッキュ、イーユイは最終日に変更したこともあり選出機会がかなり少なく諸説枠。

 

 

 

個体紹介

ランドロス@突撃チョッキ

特性:浮遊

性格:意地っ張り

テラスタイプ:フェアリー

実数値:189(196)-198(116)-111(4)-*-117(132)-119(60)

技構成:地震 テラバースト 岩石封じ 蜻蛉返り

 

突撃チョッキを持たせることで電磁波ハバタクカミに勝つことができる上、挑発を持ったハバタクカミに対しても後投げから安定することから、ドヒドイデとの相性が非常に良かった。

カイリューランドロス、オーガポン、ガブリアスなどの物理に、ドヒドイデとあわせて攻めの選択肢を作りながら安定したサイクルを形成することができた。

ドヒドイデの毒が通らない鋼タイプや毒タイプに有利を取ることができ、鋼・毒テラスタル裏目にすることもできた。

蜻蛉返りから鉢巻ウーラオスや眼鏡イーユイを展開して崩しのタイミングを作る役割も果たしてくれた。

 

 

ドヒドイデ@食べ残し

特性:再生力

性格:図太い

テラスタイプ:フェアリー

実数値:157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55

技構成:自己再生 トーチカ 毒毒 黒い霧

 

ずっと使用している型。

水ウーラオスを受けることができるドヒドイデがフェアリーテラスタルを使うことで両ウーラオスに比較的安定した。

「毒毒+黒い霧」は依然強力であり、神速地震カイリューや電気テラバーストを持たないパオジアン、瞑想ハバタクカミ、ウーラオスを単体で相手することができる。

「トーチカ+自己再生+黒い霧」による圧倒的詰ませ性能が魅力的で、1体でTODまで持っていくことができ、下振れで厳しい展開になってもドヒドイデを絡めたTODでなんとか巻き返すことができる試合もあった。

サイクル下で毒毒を押す余裕がないときに強引に毒を入れることができる技として、「トーチカ」が非常に有用であると感じた。

 

 

イーユイ@拘り眼鏡

特性:災いの玉

性格:控えめ

テラスタイプ:ゴースト

実数値:139(68)-*-106(44)-185(236)-155(4)-140(156)

技構成:オーバーヒート 悪の波動 噴煙 サイコキネシス

 

間違いなく1番選出できなかった枠。

ランドロス+ドヒドイデ」と並びを作ることができ、前期からランドロスとの威嚇を絡めた相性補完に優れた攻めサイクルが優秀であること、サーフゴーやハバタクカミのシャドーボール、イーユイの悪の波動に後投げすることができドヒドイデとの相性も良いことが分かっていたので、違和感なく構築に入ってきた。

かなり重かったドドゲザンにも強く構築の穴を埋めてくれた、かもしれない。

 

 

ミミッキュ@拘りスカーフ

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

テラスタイプ:フェアリー

実数値:131(4)-156(252)-100-*-125-148(252)

技構成:じゃれつく 呪い 痛み分け トリック

 

「スカーフじゃれつく」によるスイープ、「トリック+呪い+痛み分け」による崩しを両立できるポケモン

「呪い+痛み分け」はディンルー、ヘイラッシャなどに対して特に強く、キョジオーン、チオンジェン、受けループに対しても選出することができ、万能ポケモンというイメージが強かった。

イーユイと同じく選出率は低かったためあまり納得はしていない。

 

 

サーフゴー@隠密マント

特性:黄金の体

性格:穏やか

テラスタイプ:飛行

実数値:193(244)-*-115-153-155(236)-108(28)

技構成:自己再生 悪巧み シャドーボール ゴールドラッシュ

 

ランドロス+ドヒドイデ」で安定しないテツノツツミや水ロトム、キョジオーンに投げることができるポケモン。ヘイラッシャにもある程度強くしたいのでテラスタイプは飛行で採用。

特防に厚く振ることでランドロスの威嚇による補助とあわせたサイクルが安定する。

このポケモン単体でキョジオーンに勝つことはできないが、キョジオーンに投げつつゴールドラッシュで負荷をかけたり、圧力による釣り交換を駆使して崩し枠を着地させることで勝っていたので、確実に構築に必要なポケモンであった。そのため、持ち物は隠密マントで確定。

 

 

ウーラオス@拘り鉢巻

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

テラスタイプ:悪

実数値:175-200(252)-121(4)-*-80-149(252)

技構成:暗黒強打 インファイト 不意打ち 蜻蛉返り

 

とんでもない火力を平気で叩き出す最強ポケモン。テラス暗黒強打でイーユイの受け出しを許さないほど。

ドヒドイデに対して出てくる剣舞電気テラスパオジアンを暗黒強打で一撃で倒すことができるため、前期目標にしていた剣舞電気テラスパオジアンに負けない受けサイクルという目標を達成することができた。

拘り不意打ちは最初は微妙だと思っていたが、ドヒドイデで毒を入れたポケモンに対して高火力の不意打ちを連打することで、毒で倒れるか、不意打ちで倒れるかの選択を押し付けることができる。

 

 

 

構築の要点

・テラスタルとサイクル

s2の記事にも記したが、サイクルを使う上で意識している「テラス使用後も技を一貫させない」を今回も実践した。

例を挙げると、テラスタル使用前の相性補完が良いのは言うまでもないが、ドヒドイデにフェアリーテラスタルを使用すると一貫する鋼や毒を裏2体で半減以下に抑えることができたり、サーフゴーに飛行テラスタルを使用した時に一貫する氷、岩を裏2体で半減以下にすることができるなどである。

唯一ランドロスのテラス後に地面技が通ってしまうが、地面技を強く撃ってくるカイリューランドロスガブリアスなどを相手にした時にランドロスにテラスタルを使用したいと感じることはなく、むしろドヒドイデのフェアリーテラスで詰みの状況を作りたいと考えるのであまり気にならなかった。

s2の記事はこちらをご覧ください。

https://aosanfn2525.hatenablog.com/entry/2023/02/02/171717

 

 

・威嚇による耐久値の底上げ

受け攻めサイクルを使う以上、攻めの役割を持つポケモンの着地が課題であると感じていた。

そこで威嚇を絡めることで比較的安定してアタッカーを着地させることができ、後投げ時の事故によってアタッカーが倒れることが少なくなった。

 

 

・崩しの手段

少し前までは単体での崩しを狙うことが多かったが、眼鏡イーユイ、鉢巻ウーラオスなどサイクル下で負荷をかけて崩していく手段を取ることで、柔軟な立ち回りをすることができた。

 

 

 

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました。下振れがだいぶ酷くレートが停滞していたのですが、ようやくたどり着いた2桁チャレンジに負けてしまい、この結果になってしまいました。また頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

【SVs2】超越サザンドヒドヒトム【最終35位/レート2202】

並び↑

 

 

 

結果

TN:AlexiaMidgar 最終35位レート2202

TN:あおさん 最終日最高48位 最終213位レート2117

 

 

 

構築経緯

「チョッキサザンドラ+HBドヒドイデ」のサイクル性能に注目。

この2体の並びで不利を取るポケモンに強くなるように残りの4体を考え、構築を完成させた。

 

 

 

コンセプト

環境に多い構築系統に対して安定したサイクルを形成する

重めの構築には拘りトリックやピンポイントメタを絡めてある程度の勝率を保つ

 

 

 

個体紹介

サザンドラ@突撃チョッキ

特性:浮遊

性格:臆病

テラスタイプ:鋼

実数値:167-*-110-177(252)-111(4)-165(252)

技構成:龍星群 悪の波動 ラスターカノン 気合玉

 

構築の軸1。

撃ち分けできるサザンドラが強いと感じていたのと特殊ポケモンへの安定感を上げたかったので突撃チョッキで採用した。これにより、ドヒドイデが苦手とするサーフゴーやサザンドラに比較的安全に後投げすることができた

気合玉はドドゲザンや悪巧みサザンドラなどに対して撃つことができる技。当たれば最高だが、当たらなくても圧力だけで相手にテラスタルを切らせることが多く、鋼タイプが消えたドドゲザンをドヒドイデで相手するなど柔軟な立ち回りをすることができた。

気合玉をケアした相手がしてきやすいフェアリーテラバーストをケアできる鋼テラスタルも強かった。

最終日はほとんどの試合で選出し、活躍してくれた最強の相棒。

 

 

ドヒドイデ@食べ残し

特性:再生力

性格:図太い

テラスタイプ:フェアリー

実数値:157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55

技構成:自己再生 トーチカ 毒毒 黒い霧

 

構築の軸2。

特殊に1回居座って型判別や黒い霧でのリセットを図る場面が多かったので、若干Dに振った。

サザンドラが苦手とする物理ドラゴンに対しての引き先になったり、ウルガモスに強い点が優秀だった。

「毒毒+黒い霧」が非常に強力で、神速地震カイリューをはじめとした積みポケモンや起点を作って全抜きを狙う構築に対してeasyを狙うことができた。

有利なポケモンにはとことん有利であり、不利なポケモンには何もできないポケモンであるため、不利なポケモンを如何にして取り巻きで攻略するかがこのポケモンの最大値を引き出す上で重要なことだと感じた。

 

 

ロトム@オボンの実

特性:浮遊

性格:図太い

実数値:157(252)-*-149(172)-126(4)-128(4)-116(76)

テラスタイプ:フェアリー

技構成:オーバーヒート ボルトチェンジ イカサマ 鬼火

HB:セグレイブの鉢巻特化巨剣突撃最高乱数切り耐え

S:115(84)サーフゴー抜き

 

サザンドヒドの2体に一貫しているカイリューの飛行テラバーストに後投げすることができ、初手に出てきやすかったマスカーニャやセグレイブに強いポケモンとして採用。また、サーフゴーやドドゲザン、ジバコイルにも強めでサザンドヒドの穴を埋めてくれた。

イカサマが本当に強く、ドヒドイデだけでは安定しなかった「アンコール+飛行テラバースト」のカイリューには「鬼火+イカサマ」で勝つことができ、剣舞ガブリアスのようなポケモンに対してもフェアリーテラスタルで逆鱗の一貫を切りながらイカサマで処理することができた。

サザンドヒド@1で最も選出した最高の補完枠。

 

 

ミミッキュ@拘りスカーフ

特性:化けの皮

性格:陽気

テラスタイプ:ゴースト

実数値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)

技構成:シャドークロー 呪い 鬼火 トリック

 

型が多いカイリューガブリアス、ドラパルト、その他受け辛いポケモンに対してトリックでスカーフを押し付け、ドヒドイデのトーチカを絡めて相手の行動を確認しながらサイクルを回す動きが強いと感じたので採用。

物理対面やトリックで技固定+裏に押す技として強く、「カバルドン+ドドゲザン」のような構築にも安定する技として鬼火は確定。

前期のじゃれつくを補助技にしたほうが強いという反省を生かして呪いを採用したことにより、立ち回りの幅が広がった。

ドヒドイデが何もできなくなる身代わり持ちなどに対して強く、オニゴーリなどの煩わしい系にも負けなくなった。

サザンドヒドヒトムに次いで選出率が高かった。

 

 

サーフゴー@拘り眼鏡

特性:黄金の体

性格:臆病

テラスタイプ:飛行

実数値:191(228)-72-115-165(92)-111-140(188)

技構成:ゴールドラッシュ シャドボール 自己再生 トリック

 

どこがで拾った調整が使いやすかったのでそのまま使用。

カイリューの鉢巻飛行テラバーストを2耐えするので、「後投げ→トリック→自己再生」で体力管理をしながらドヒドイデに引けばテラバーストが受かるようになる。

主にキノガッサ入りなどに選出し、受けに対しても自己再生で場持ちの良い拘りトリック枠として選出した。

 

 

ガブリアス@隠密マント

特性:鮫肌

性格:陽気

テラスタイプ:炎

実数値:183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)

技構成:逆鱗 地震 テラバースト 剣の舞

 

キラフロルやコノヨザル展開に見えた構築やキョジオーン絡みの構築に出せるポケモンとして採用。

隠密マント+剣の舞により奇襲性能が高く、多くのキョジオーン絡みの構築を唐突に破壊した。

鉄壁持ちには安定はしないが、大体のキョジオーンがボディプレスを持っていないため急所の機嫌次第では勝つことができる。

受けループにも「サーフゴー+ドヒドイデ」と選出し、1度も負けなかった。

この枠は最終日まで疑問を持っていたが、信じて使い続けてよかった。

 

 

 

要点

・テラスタル使用後も技を一貫させない

 

軸の「サザンドラ+ドヒドイデ」は相性補完に優れ一貫する技は限られているが、テラスタルを使用するとタイプが変わるという性質上、何かしらの技が一貫してしまうことがあった。

そこで、「サザンドラ+ドヒドイデ」の2体ではなく補完枠であるヒートロトムを含めた3体の基本選出で誰にテラスタルを使ってもメジャーな技が一貫しないようにした。

例えば、ドラゴン技の一貫を切るためにドヒドイデにフェアリーテラスタルを使うと、サーフゴーのゴールドラッシュやセグレイブの氷柱針などがサザンドラまで一貫してしまうが、ヒートロトムがそれらの技を半減にすることができるかつそのポケモンそのものに強いので不利展開にならない。

鉢巻カイリューの逆鱗の一貫を切るためにヒートロトムにフェアリーテラスタルを使うと飛行テラバーストが一貫してしまうので、逆鱗の一貫を切るためにはドヒドイデにテラスタルを使わなければならないなど考えて立ち回らなければならないことも多かったが、その分自分のプレイング次第で化ける3体であった。

 

 

・択を極力減らす

 

受け気味のサイクルという構築の性質上相手に崩すためのテラスタルを切らせることが比較的多く、スタンダードな構築よりテラス択が若干緩和された。

他にも「拘りトリック+トーチカ」や「ボルトチェンジ」による交代先に負荷をかけない立ち回りをすることでより安定したサイクルを形成することができた。

 

 

 

選出

基本選出というより多かった選出を紹介

 

 

サザンドヒドヒトム

この選出が1番多かった。テラスタルを含めて相性補完にも優れている。

 

 

サザンドヒド(ヒトム)ミミ()

トリックを絡めたサイクルを回すことができる。

 

 

ガブサフゴドヒド

対受け。本当に負けなかった。

 

 

 

 

 

 

最後に

1番好きなポケモンであるサザンドラと自身初の最終2桁を達成することができとても嬉しいです!

応援リプをくださった方、頑張る会の皆様、最後まで戦い続けたポケモン達、本当にありがとうございました!

シリーズ2も頑張るのでよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

【SVs1】サザンキョジオトドン【最終389位/レート2193】

並び↑

 

 

 

結果

TN:Moonlight 最終389位レート2193

TN:あおさん 4桁

 

 

 

構築経緯

最終日の4日ほど前まで使用していたステロトリトドン+身代わり吠えるラウドボーンの軸が、ラウドボーンにあと投げしてくるドラパルトに解答を持ちづらく安定しなかった。そこでほとんどのドラパルトに安定するフェアリーテラスキョジオーンを軸に組み込み、構築を練り直した。

キョジオーンが隠密マント持ち(+積み技)や身代わり+積み技に何もできないため、できるだけそこに隙を見せないように残りの3体を決めた。

キョジオーンを採用したことによってラウドボーンとトリトドン両方の型が変わってしまい、ステロトリトドン+身代わり吠えるラウドボーンの軸は消えてしまったが、キョジオーンの構築パターンの1つの形として紹介。

 

 

 

コンセプト

相手のキョジオーン対策を貫通してキョジオーンを通す

定数ダメージや欠伸を絡めたサイクル

 

 

 

個体紹介

サザンドラ@突撃チョッキ

性格:臆病

特性:浮遊

テラスタイプ:鋼

実数値:167-*-110-177(252)-111(4)-165(252)

技構成:龍星群 悪の波動 ラスターカノン 大文字

 

突撃チョッキを持たせることによってサーフゴーなどの特殊アタッカーにあと投げできるようになり、サーフゴーの格闘テラバや気合玉、ゲンガーキラフロルなどの不一致のフェアリー技を1発耐えることができる。

交代際に悪巧みを積まれると格闘テラバ及び気合玉を耐えることができないためケアして立ち回ることが重要だった。

テラスタイプは毒にするとサーフゴーの+2格闘技までケアできるが、環境に多いドラゴン技の一貫を切ることができ、拘りガブリアスに対するサイクルパーツになれる鋼テラスタルに落ち着いた。

サザンドラのメジャーな型は拘りや身代わり悪巧みな為、撃ち分けできるcsサザンドラは読まれにくく動かしやすかった。

最終日大文字を当てまくった最高の相棒。

 

 

トリトドン@オボンの実

性格:図太い

特性:貯水

テラスタイプ:フェアリー

実数値:215(228)-*-132(252)-112-106(28)-59

技構成:自己再生 欠伸 冷凍ビーム 大地の力

 

ステロ撒きとして採用したが、大地の力と冷凍ビームどちらかだと範囲が足りなかったため、最終的にステルスロックが抜けた技構成になった。

初手のガブリアスの型を判別することができ、冷凍ビームから入ることでガブリアスを大きく削り、ステルスロックならそのまま突破、鉢巻地震や逆鱗ならサザンドラ引きやフェアリーテラスタルでテンポを取っていくことができる。

対面からなら広い範囲を相手することができ、あと投げからでも欠伸+オボンの実で優秀なクッションとして機能してくれた。

 

 

キョジオーン@食べ残し

性格:腕白

特性:清めの塩

テラスタイプ:フェアリー

実数値:207(252)-121(4)-178(92)-*-126(124)-60(36)

技構成:守る 身代わり 自己再生 塩漬け

 

構築の軸。

数的有利を取れば1体でTODまで持っていけるほどのポテンシャルがある。

技構成は塩漬けのダメージと残飯回復を稼げる守る、キョジオーンを突破することができない隠密マント持ちに対してTOD勝ちが狙える身代わり、体力管理ができる自己再生、最強技の塩漬け。

鉄壁や地震などを採用している個体もいるが、キョジオーンの最大値を出せる技構成はみがまもだと思っているのでみがまもで採用。

フェアリーテラスにすることでドラゴン全般に強く出ることができ、特にドラパルトには無類の強さを発揮した。

 

 

ラウドボーン@隠密マント

性格:図太い

特性:天然

テラスタイプ:水

実数値:211(252)-*-155(164)-131(4)-104(68)-89(20)

技構成:怠ける 欠伸 吠える フレアソング

 

積みアタッカーに強い天然枠として採用。

当初は身代わりを採用していたが、キョジオーンが食べ残しを持つ関係上みがわりを採用しない欠伸での対面操作+フレアソングでの削りを行う型に変更した。

持ち物はキョジオーン入りに対してもサイクルができるように隠密マントを選択。また、吠える+隠密マントでクエスパトラ系の構築にほぼ負けなくなるという副産物も得られた。

テラスタイプはフェアリーで使っていたが、キョジオーンがフェアリーテラスなため、同時選出した時に立ち回りの幅が広がる+サーフゴーに強めな水を選択。フェアリーテラスタルでは相手できなかったドドゲザンを見ることもできて偉かった。

 

 

ミミッキュ@拘りスカーフ

性格:陽気

特性:化けの皮

テラスタイプ:ゴースト

実数値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)

技構成:じゃれつく シャドークロー 鬼火 トリック

 

スカーフトリックで技を固定し、キョジオーンの守るなどで相手の行動を確認しながらサイクルを回す動きが強いと感じていたのでスカーフで採用。

この枠はサーフゴーで使っていたが、役割である状態異常カットはキョジオーンがこなしてくれる上、ガブ対面やマスカーニャ対面の行動が安定せず苦しいと感じたためミミッキュに変更した。

ガブリアスやマスカーニャをはじめとした物理対面で押す技として鬼火が非常に偉く、キョジオーンやラウドボーン引きを咎める鉢巻高火力(流行っていたガブリアスなど)に対しての回答になった。

じゃれつくを押した場面は少なかったため道連れなどの補助技に変更すると立ち回りの幅が広がると感じた。

最終日じゃれつくを外しまくったがトリック+鬼火と耐性が偉すぎて選出機会は多かった。

 

 

カイリュー@ゴツゴツメット

性格:腕白

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:ノーマル

実数値:191(196)-154-155(204)-*-120-114(108)

技構成:羽休め みがわり アンコール 炎の渦

 

諸説枠。

ドドゲザンやマスカーニャに強いポケモンとして採用したが、マスカーニャには氷テラスで破壊され、ドドゲザンにもギロチンで破壊された。

通して勝った試合が何戦かあったが、このポケモン以外を通しても勝てていた試合がほとんどだったため本当に別のポケモンでいい。

最終的にマスカーニャ入りやドドゲザン入りにはこのポケモンを選出せずに勝つことがほとんどだったため、重いポケモンや並びなどを対戦をするなかで見つけ、それに対する回答にこの枠を割いたほうが納得のいく並びになると感じた。

最終日に型を変更したため鋼テラスで使えずノーマルテラスタルで使っていた。テラピース難民。

 

 

 

 

 

 

最後に

TNあおさんのロムが沼り、ラスト30分で500位のロムを動かして2-1で389位着地でした。

順位高いロムを動かして勝てるなら、あおさんロムに早めに見切りをつけてもっと上を目指せばよかったと少し後悔してます。

最終日2ロム4桁から始まり、並びも完全に納得いくものにはなっていないので、自分の準備の悪さが顕著に表れたシーズンでした。

悔しい気持ちもありますが、まずは頑張った自分とポケモン達を称えたいと思います。

s2はリアルの事情で今期ほど潜れるかわかりませんが、ぼちぼち頑張っていくのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戴冠ハピヌオー

 

 

 

 

 

構築経緯

自分がs20で使用していたハピナス+ヌオーの並びを基に、「受けてから攻める」または「攻めてから受ける」という受け攻めスイッチの動きができる構築を目指した。

 

 

 

個体紹介

ハピナス@食べ残し

性格:図太い

特性:天の恵み

実数値:352(172)-×-68(252)-95-155-86(84)

技構成:卵産み 身代わり 瞑想 トライアタック

調整意図:麻痺した準速エスバ抜き、残飯回復効率最大

 

基本的な役割は特殊受けだが、詰ませの役割も持つ。身代わり+瞑想を採用することで瞑想クレセリアなどの特殊積みポケモンに負けず、ポリドヒドなどの耐久よりの並びを単体で相手しつつ起点にすることができた。トライアタックはサンダーに触らず殴れる点や交代際に40%の負荷をかけていける点、ダイアタックになる点が偉く、幾度となく相手の甘えた交代を咎めた。身代わり+瞑想はラッキーでも実現可能だが、最低限のcがあるハピナスで採用することで強く使うことができる。間違いなくこの構築で1番選出したポケモンであった。

 

 

ヌオー@アッキの実

性格:呑気

特性:天然

実数値:201(244)-105-150(252)-85-85-51(12)

技構成:自己再生 毒毒 地震 熱湯

調整意図:無振りブリザポス抜き

 

数値が圧倒的に足りない物理受け。アッキの実は対面から受けることができるポケモンの範囲を広げることができる。基本的に相手の高火力ダイマックスを後投げから受け切ることはできないので相手のダイマックスを枯らし裏のアタッカーを通す動きや、アタッカーを通してからヌオーで受け切る受け攻めスイッチの立ち回りをすることが多かった。熱湯は上振れを狙える技。地震ヒードランジバコイルへの打点にもなり、ダイアースでDを上げることでアッキのB上昇と併せて要塞化することもできる。毒毒の枠は欠伸と変えながら使っていたがポリゴン2絡みのサイクルを崩せる毒毒に落ち着いた。

アッキヌオーについてはこちらで詳しく説明してるのでよければどうぞ

aosanfn2525.hatenablog.com

 

 

エースバーン@命の珠

性格:意地っ張り

特性:リベロ

実数値:155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)

技構成:火炎ボール 飛び膝蹴り 飛び跳ねる 思念の頭突き

調整意図:A特化、DL調整

 

破壊神。主な役割はきつい並びであるカバナットサンダーウツロやドサイナットなどに無理やり穴を開けること。受けループはこいつとハピナスで勝てるのでほぼ負けることはなかった。また、このポケモンを受けるのに集中した選出をすると裏のハピヌオーを崩すことが困難になるので、構築との相性もよかった。

 

 

サンダー@オボン

性格:図太い

特性:静電気

実数値:195(236)-×-144(204)-146(4)-111(4)-128(60)

技構成:羽休め 身代わり 暴風 ボルトチェンジ

調整意図:パクリなので曖昧だが、たしか+1でアーゴヨン抜き

 

ヒレとウーラオスに圧をかけることができ、テッカグヤに勝てるポケモンとして採用したが全く選出できず他のポケモンを試しまくった。が、なぜか勝てなくなったので戻した。このポケモンは役割が薄いように見えて実は選出画面で相手に圧をかけており、エスバと並べることで相手の選出を窮屈にすることかできる。また、サンダーに強いポケモン(ポリゴン2ヤドキングドサイドンなど)が軒並みハピヌオーに弱いのでこの構築と奇跡的に噛み合っていた。

ちなみに上記のことに気づいたのは剣盾最終盤であり、最近まではサンダーを問題児扱いしていた。ごめん。

 

 

カプレヒレ@拘り眼鏡

性格:控えめ

特性:ミストフィールド

実数値: 163(140)-×-136(4)-146(140)-151(4)-133(220)

技構成:ムーンフォース 波乗り 冷凍ビーム トリック

調整意図:陽気鉢巻ウーラオスインファイト2耐え、準速マンムー抜き

 

最強。カバルドン、ウーラオスカイリュー、ドラパルトなどに圧をかけながら高火力で崩しが狙える。初手置き性能が高く、初手に投げることで特性の発動順で相手の初手ランドロスとの素早さ関係を確かめ型を判別したり、フィールドを貼ることでドヒドイデなどに対して安全にハピナスを投げることができるなど立ち回りの幅が広がる。トリックはゴチルゼルランクルスなどの鈍足積みポケモンを機能停止にすることができるため重宝した。冷凍ビームの枠は挑発と迷うが、初手のランドロスを考慮してずっと変えなかった。サンダーに対してもムーンフォースよりもダメージが少し伸びるので相手視点見えにくい処理ルートをとることもできた。

 

 

カイリュー@厚底ブーツ

性格:陽気

特性:マルチスケイル

実数値:197(244)-154-119(28)-×-120-143(236)

技構成:羽休め 龍の舞 炎のパンチ ダブルウイング

調整意図:+1でドラパルト抜き、DLでCが上がらないところまでb

 

ハピヌオーで相手することが難しいゴリランダーやウオノラゴン、カミツルギに強く、エースバーンやウーラオスの相手もできるハピヌオーの補完的な役割を持てるポケモンとして採用。このポケモンは受けとして使っても強いうえに、龍の舞で崩しの役割も持てるので、万能ポケモンという印象が強かった。攻めに転じることができる龍の舞と受けサイクルへの加入を可能にする羽休めは確定で、ダブルウイングは一致ジェット媒体、炎のパンチはナットカグヤツルギへの打点として重宝した。厚底ブーツはラグツルギに勝てるようになる魔法のアイテム。

 

 

 

選出

基本選出はないため多かった選出を記載。

 

ハピヌオーレヒレ

多分1番多くした選出。対応範囲が広い。

 

 

ハピヌオーカイリュー

ノラゴンやゴリラ、カミツルギなどがいるときは大体これ。エースバーンをヌオーで相手できるか怪しい時にもこの選出をした。ダイマックスを強く使える。

 

 

エスバレヒレ@1

カバナット系はこれ。初手エースバーンを投げ、対面もしくは交代際にカバのアッキを剥がしてレヒレ引き。あとはエースバーンで制圧するだけ。

 

 

 

きついポケモン

ナットレイ

こっち視点うざいし相手視点エスバとサンダーがやばい。誰も幸せになれないブサイクポケモン

 

パッチルドン

フリーズドライがあるとヌオーが死ぬ。ダイアースで破壊可能...?

 

エースバーン

出し負けると特化珠で破壊される。選出段階で型を見極めるべし。

 

 

 

戦績

覚えてる、もしくは記録に残ってるもののみ。

 

緋翠杯2

 

緋翠杯3

 

バトルマスター決定戦予選 最終37位レート1744

1桁チャレの最終試合負けて全試合消化。本当に悔しかった。

 

ガラル甲子園 全勝 ベスト16

 

ガラルW杯 個人4-0 ベスト8

 

 

多分もうちょっと勝ってます。

 

 

 

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました!数多くのチーム制大会にこの構築で参加しました。僕を誘ってくださった上に、「冠がいい!」という我儘を聞いてくださったチームメイトには頭が上がりません。剣盾終盤はかなり運が悪く思い通りの結果を出すことが困難になってきましたが、問題点ばかりの自分と仲良くしてくださる皆様のおかげで剣盾を最後まで遊び切ることができました。いつも本当にありがとうございます!svでもポケモン頑張りますのでどうかよろしくお願いいたします!

以上!