↑並び
納得のいく結果ではないですが、折角なので記事を書こうと思います。
結果
TN:Ha det bra 最終152位レート2034,最終日最高87位レート2070(朝7時時点)
TN:あおさん 最終276位レート2005
構築経緯
2000達成時に使用していた構築は別にあるが、今回は最後に使用していた構築のみ紹介。
前期最終盤に使い始めた
の並びをもう少し煮詰められると感じた。
前期満足していた「ランドロス+HBドヒドイデ+HDサーフゴー」の並びを軸に構築を組み直した。
スカーフランドロスのスイープ性能や初手起き性能は魅力的だったが、地震で拘るのが弱いこと、耐久が若干足りないためサイクル下での交代が難しく、ブーストエナジーカミなどにも対面処理されることが気になった。そこで、持ち物を突撃チョッキに変更したところ使用感が良かったのでランドロスに突撃チョッキを持たせて3体の並びを採用した。
4体目には崩しを行えるポケモンを求めた。
「ドヒドイデ+ランドロス」では少し厳しい「カイリュー+サーフゴー」や「キョジオーン軸」のような構築を裏とあわせて汎用性を保ちながら崩すことができ、スタンパにも役割が持てる鉢巻一撃ウーラオスを採用。
テラス後のHBサーフゴー、ガチグマをワンパンすることができ、イーユイへの引きも許さない悪テラスタルで採用。
軸3体との相性補完にも優れるため、崩しとしての役割とサイクルパーツとしての役割を両立することができる。
ここまででディンルーに対しては悪ラオスで圧力をかけテラスを強要しながら蜻蛉返りで交代しつつ2サイクル目で崩すという手段を用いていた。しかし、サーフゴーで選出圧力をかけているとはいえ、「フェアリーテラス+挑発」のディンルーに対して後手に回りすぎていると感じた。そこで、コノヨザル展開や相手の崩しポケモンの役割停止を行いながらディンルーの相手もできる「呪い+痛み分けを両立したスカーフミミッキュ」を5体目に採用した。
最後に物理に偏っていることが気になったこと、サーフゴーやイーユイに見た目強いこと、ウーラオスの選出が厳しいときの崩し枠としての役割を持てることから眼鏡イーユイを採用。
ミミッキュ、イーユイは最終日に変更したこともあり選出機会がかなり少なく諸説枠。
個体紹介
ランドロス@突撃チョッキ
特性:浮遊
性格:意地っ張り
テラスタイプ:フェアリー
実数値:189(196)-198(116)-111(4)-*-117(132)-119(60)
技構成:地震 テラバースト 岩石封じ 蜻蛉返り
突撃チョッキを持たせることで電磁波ハバタクカミに勝つことができる上、挑発を持ったハバタクカミに対しても後投げから安定することから、ドヒドイデとの相性が非常に良かった。
カイリューやランドロス、オーガポン、ガブリアスなどの物理に、ドヒドイデとあわせて攻めの選択肢を作りながら安定したサイクルを形成することができた。
ドヒドイデの毒が通らない鋼タイプや毒タイプに有利を取ることができ、鋼・毒テラスタルを裏目にすることもできた。
蜻蛉返りから鉢巻ウーラオスや眼鏡イーユイを展開して崩しのタイミングを作る役割も果たしてくれた。
ドヒドイデ@食べ残し
特性:再生力
性格:図太い
テラスタイプ:フェアリー
実数値:157(252)-*-220(220)-73-167(36)-55
技構成:自己再生 トーチカ 毒毒 黒い霧
ずっと使用している型。
水ウーラオスを受けることができるドヒドイデがフェアリーテラスタルを使うことで両ウーラオスに比較的安定した。
「毒毒+黒い霧」は依然強力であり、神速地震カイリューや電気テラバーストを持たないパオジアン、瞑想ハバタクカミ、ウーラオスを単体で相手することができる。
「トーチカ+自己再生+黒い霧」による圧倒的詰ませ性能が魅力的で、1体でTODまで持っていくことができ、下振れで厳しい展開になってもドヒドイデを絡めたTODでなんとか巻き返すことができる試合もあった。
サイクル下で毒毒を押す余裕がないときに強引に毒を入れることができる技として、「トーチカ」が非常に有用であると感じた。
イーユイ@拘り眼鏡
特性:災いの玉
性格:控えめ
テラスタイプ:ゴースト
実数値:139(68)-*-106(44)-185(236)-155(4)-140(156)
技構成:オーバーヒート 悪の波動 噴煙 サイコキネシス
間違いなく1番選出できなかった枠。
「ランドロス+ドヒドイデ」と並びを作ることができ、前期からランドロスとの威嚇を絡めた相性補完に優れた攻めサイクルが優秀であること、サーフゴーやハバタクカミのシャドーボール、イーユイの悪の波動に後投げすることができドヒドイデとの相性も良いことが分かっていたので、違和感なく構築に入ってきた。
かなり重かったドドゲザンにも強く構築の穴を埋めてくれた、かもしれない。
ミミッキュ@拘りスカーフ
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
テラスタイプ:フェアリー
実数値:131(4)-156(252)-100-*-125-148(252)
技構成:じゃれつく 呪い 痛み分け トリック
「スカーフじゃれつく」によるスイープ、「トリック+呪い+痛み分け」による崩しを両立できるポケモン。
「呪い+痛み分け」はディンルー、ヘイラッシャなどに対して特に強く、キョジオーン、チオンジェン、受けループに対しても選出することができ、万能ポケモンというイメージが強かった。
イーユイと同じく選出率は低かったためあまり納得はしていない。
サーフゴー@隠密マント
特性:黄金の体
性格:穏やか
テラスタイプ:飛行
実数値:193(244)-*-115-153-155(236)-108(28)
技構成:自己再生 悪巧み シャドーボール ゴールドラッシュ
「ランドロス+ドヒドイデ」で安定しないテツノツツミや水ロトム、キョジオーンに投げることができるポケモン。ヘイラッシャにもある程度強くしたいのでテラスタイプは飛行で採用。
特防に厚く振ることでランドロスの威嚇による補助とあわせたサイクルが安定する。
このポケモン単体でキョジオーンに勝つことはできないが、キョジオーンに投げつつゴールドラッシュで負荷をかけたり、圧力による釣り交換を駆使して崩し枠を着地させることで勝っていたので、確実に構築に必要なポケモンであった。そのため、持ち物は隠密マントで確定。
ウーラオス@拘り鉢巻
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
テラスタイプ:悪
実数値:175-200(252)-121(4)-*-80-149(252)
技構成:暗黒強打 インファイト 不意打ち 蜻蛉返り
とんでもない火力を平気で叩き出す最強ポケモン。テラス暗黒強打でイーユイの受け出しを許さないほど。
ドヒドイデに対して出てくる剣舞電気テラスパオジアンを暗黒強打で一撃で倒すことができるため、前期目標にしていた剣舞電気テラスパオジアンに負けない受けサイクルという目標を達成することができた。
拘り不意打ちは最初は微妙だと思っていたが、ドヒドイデで毒を入れたポケモンに対して高火力の不意打ちを連打することで、毒で倒れるか、不意打ちで倒れるかの選択を押し付けることができる。
構築の要点
・テラスタルとサイクル
s2の記事にも記したが、サイクルを使う上で意識している「テラス使用後も技を一貫させない」を今回も実践した。
例を挙げると、テラスタル使用前の相性補完が良いのは言うまでもないが、ドヒドイデにフェアリーテラスタルを使用すると一貫する鋼や毒を裏2体で半減以下に抑えることができたり、サーフゴーに飛行テラスタルを使用した時に一貫する氷、岩を裏2体で半減以下にすることができるなどである。
唯一ランドロスのテラス後に地面技が通ってしまうが、地面技を強く撃ってくるカイリュー、ランドロス、ガブリアスなどを相手にした時にランドロスにテラスタルを使用したいと感じることはなく、むしろドヒドイデのフェアリーテラスで詰みの状況を作りたいと考えるのであまり気にならなかった。
s2の記事はこちらをご覧ください。
https://aosanfn2525.hatenablog.com/entry/2023/02/02/171717
・威嚇による耐久値の底上げ
受け攻めサイクルを使う以上、攻めの役割を持つポケモンの着地が課題であると感じていた。
そこで威嚇を絡めることで比較的安定してアタッカーを着地させることができ、後投げ時の事故によってアタッカーが倒れることが少なくなった。
・崩しの手段
少し前までは単体での崩しを狙うことが多かったが、眼鏡イーユイ、鉢巻ウーラオスなどサイクル下で負荷をかけて崩していく手段を取ることで、柔軟な立ち回りをすることができた。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。下振れがだいぶ酷くレートが停滞していたのですが、ようやくたどり着いた2桁チャレンジに負けてしまい、この結果になってしまいました。また頑張ります。